はじめに:痛みが引いた=「治った」ではありません
こんにちは!たかす接骨院 はり灸院です。
日常生活やスポーツの最中に、足首や膝などをひねってしまい「捻挫(ねんざ)」をした経験はありませんか?
「湿布を貼って痛みが引いたから、もう大丈夫!」と運動を再開し、また同じ場所を痛めてしまった…という患者様が、当院にも多くいらっしゃいます。
実は、医学的に見ると「痛みがなくなる時期」と「靭帯が完全に治る時期」には大きなズレがあります。
今回は、整形外科学などの医学書でも解説されている「靭帯の修復プロセス」を元に、靭帯が治るまでの本当の期間と、当院での治療の重要性についてわかりやすく解説します。
医学書から読み解く!靭帯が治るまでの「3つの期間」
体の組織(靭帯や筋肉など)がケガから回復していく過程は、医学的に大きく3つの時期に分けられます。(参考:『標準整形外科学』などにおける軟部組織の修復過程より)
患者様の体の中では、時間をかけて以下のような工事が行われています。
1. 炎症期(ケガをしてから約48〜72時間)
- 状態:損傷した場所に血液が集まり、腫れや熱、強い痛みが出る時期です。体の中では「壊れた組織のお掃除」が行われています。
- 過ごし方:この時期は「絶対安静」です。無理に動かすと炎症が広がり、治りが遅くなってしまいます。アイシング(冷却)や圧迫、固定が最も重要になります。
2. 増殖・修復期(ケガ後3日目〜約6週間)
- 状態:お掃除が終わった場所に、新しい組織(コラーゲン線維)が作られ、切れた靭帯をつなぎ合わせようとする時期です。
- 注意点:痛みや腫れはこの時期にグッと減ります。しかし、作られたばかりの新しい組織は「仮止め」のような状態で非常に脆いです。ここで無理をすると、すぐにまた靭帯が傷ついてしまいます。
3. 再構築・成熟期(約6週間〜数ヶ月、長いと1年以上)
- 状態:仮止めだった組織が、少しずつ元の強くてしなやかな靭帯へと生まれ変わっていく時期です。
- 過ごし方:日常生活やスポーツに復帰しながら、リハビリを通じて靭帯に適切な刺激を与え、強度を高めていきます。
ズバリ!靭帯が治るまでどれくらいかかるの?
靭帯の治る期間は、損傷の重症度(レベル)によって異なります。
- 軽度(第1度損傷:靭帯が少し伸びた状態)
- 治るまでの目安:1〜3週間
- 歩ける程度の痛みですが、初期の処置を怠ると長引くことがあります。
- 中等度(第2度損傷:靭帯の一部が切れている状態)
- 治るまでの目安:3〜6週間
- 腫れや内出血が目立ち、歩くのも痛い状態です。しっかりとした固定が必要です。
- 重度(第3度損傷:靭帯が完全に切れている状態)
- 治るまでの目安:2〜3ヶ月以上(※手術が必要な場合もあります)
- 関節がグラグラになり、体重をかけることができません。整形外科での精密検査と並行した治療が必要です。
なぜ接骨院での治療が必要なのか?
「時間が経てば勝手に治るのでは?」と思うかもしれません。しかし、靭帯のケガを放置すると「捻挫がクセになる(関節不安定症)」という厄介な後遺症が残ることがあります。
当院では、医学的な修復プロセスに合わせて以下のサポートを行います。
- 初期の適切な「固定」と「炎症コントロール」
一番デリケートな時期に、テーピングや包帯でしっかり固定し、治癒を早めます。 - 治りかけの時期の「物理療法」と「手技」
血流を良くする電気治療や手技を行い、新しい組織が作られるのを助けます。 - 再発を防ぐ「リハビリ・運動指導」
痛みが引いた後、関節を支える筋肉のトレーニングや、正しい体の使い方を指導し、「二度とケガをしない体づくり」をサポートします。
まとめ:自己判断せず、まずは専門家にご相談を!
「たかが捻挫」と甘く見ず、「痛みが引いた=治った」という自己判断は避けましょう。
靭帯が完全に修復するまでには、思ったよりも長い時間がかかります。早期に正しい処置・治療を受けることが、スポーツや日常生活への最短の復帰ルートです。
「足をひねって痛い」「昔の捻挫がまだ痛む」とお悩みの方は、ぜひお早めに〇〇接骨院までご相談ください!
【ご予約・お問い合わせはこちら】
埼玉県三郷市 たかす接骨院・はり灸院




