子ども・部活のケガ

部活動や体育、外遊びでのケガは、早めに状態を確認することが大切です。たかす接骨院 はり灸院では、捻挫・打撲・突き指などの急なケガや、オスグッドなど成長期の痛みのご相談を受け付けています。

三郷市にお住まいの0歳〜高校生のお子様は、保険施術の窓口料金がかかりません。
(健康保険が適用されるケガの場合。詳しくは料金・施術メニューをご覧ください)

柔道の金メダリスト・鈴木桂治監督が当院のアンバサダーです

当院のアンバサダーは、アテネオリンピック柔道金メダリストで全日本男子柔道監督の鈴木桂治監督です。代表自身も柔道でケガをした時に接骨院にお世話になり、その経験から柔道整復師の資格を取得しました。スポーツに打ち込むお子様の「早く練習に戻りたい」という気持ちに寄り添い、ケガの状態と今後の見通しを、お子様と保護者の方にわかりやすくご説明します。

データで見る、子ども・学生に多いケガ

サッカーでケガをした子どものイラスト

スポーツ安全協会が約14万件のケガの保険金支払データをまとめた統計(平成29年度)では、ケガの種類は捻挫が34%、骨折が33%、打撲が12%でした。部位では手・指が20%で最も多く、足首、膝、頭・首、足の指と続きます。中身をみると、突き指が17%、足首の捻挫が11%(足首の骨折・靭帯損傷を含めると15%)でした。

年齢別では小学校高学年(10〜12歳)のケガの件数が最も多く、中学生までは骨折、高校生からは捻挫が最も多くなります。

競技ケガが多い部位
サッカー足首 19%、手・指 13.5%
野球手・指 27.3%、頭・首 20.2%
バスケットボール手・指と足首で 53%
バレーボール手・指 23%
体操・新体操足・指 16%超、肘・前腕 13.2%

出典:スポーツ安全協会「スポーツ傷害統計データ集(平成29年度版)」。全年齢のデータです。

高校の部活動では「足首」のケガが半数以上

愛知県の公立高校でサッカー部・体操部・ハンドボール部に所属する1年生64名を約10か月追いかけた調査(原田ほか、2019年)では、約3人に1人(29.7%)が脚のケガをしていました。部位は足首が56.4%、膝が38.2%で、種類は靭帯のケガが27.3%と最も多く、筋肉・腱のケガが20.0%と続きます。ケガの38.2%は、人とぶつからない着地や切り返しの動作で起きていました。

競技によって痛めやすい場所が違います

スポーツクリニックを受診したスポーツ選手2,956名(10代が64.1%)を調べた報告(古川ほか、2009年)では、競技ごとにケガの多い部位がはっきり分かれていました。

競技多い部位多い症状
野球肘 27.1%、肩 26.9%投球による肩・肘の痛み(野球肘など)
サッカー・フットサル足首と膝で3分の2以上足首の捻挫、肉離れ、オスグッド、股関節まわりの痛み
バスケットボール足首・膝足首の捻挫など
バレーボール足首・膝で約25%、腰 16.5%捻挫、腰痛
陸上競技足首・膝・股関節で80%超シンスプリント、膝の内側の痛み
テニス膝 27.7%膝・足首・肩・腰の痛み

お子様の競技でよく起こるケガを知っておくと、痛みのサインに早く気づけます。

また、学校の管理下で起きた障害事例では、中学校で約4割、高校で約6割が部活動中に起きています。競技別では野球、サッカー、バスケットボールの順に多くなっています。

足首の捻挫|子どもは大人より起こしやすい

足首を捻挫した人のイラスト

足首の捻挫に関する研究をまとめた論文(Doherty ほか、2014年)では、1,000回の運動機会あたりの捻挫の発生は、子どもが2.85件、思春期が1.94件、大人が0.72件でした。成長期の子どもは大人よりも捻挫を起こしやすいことがわかります。

捻挫は「くせになる」と言われるように、繰り返すことがあります。当院では腫れや痛みの状態を確認したうえで施術を行い、練習に戻るまでの段階や、再発を防ぐための体の使い方についてもご相談に応じます。

突き指|骨折が隠れていることも

突き指は軽く見られがちですが、強い腫れや変形、指が動かしにくいときは、骨折や靭帯の損傷が隠れている場合があります。そのまま練習を続けず、早めにご相談ください。骨折が疑われる場合は、医療機関をご紹介します。

オスグッド(成長期の膝の痛み)

オスグッド病は、膝のお皿の下が痛む成長期の代表的な症状です。研究をまとめた論文(Corbi ほか、2022年)によると、スポーツをする思春期の子どものおよそ10人に1人にみられ、スポーツをしていない子どもより多いと報告されています。症状が出やすいのは、女子で8〜12歳、男子で12〜15歳ごろです。サッカーやバスケットボール、バレーボールなど、走る・跳ぶ動作が多い競技でよくみられます。

同じ論文では、多くは手術をしない方法で経過をみること、症状が落ち着くまで走る・跳ぶ動作を調整することが紹介されています。当院では膝まわりや太ももの筋肉の状態を確認し、練習量の調整についてもお子様・保護者の方と一緒に考えます。

シーバー病(成長期のかかとの痛み)

かかとのイラスト

シーバー病(踵骨骨端症)は、成長期のかかとの骨の端に負担がかかって起こる痛みで、医学文献ではこの年代のかかとの痛みで最も多い原因とされています(StatPearls)。9〜12歳ごろに多く、男子にやや多くみられます。サッカー、バスケットボール、陸上、体操など、走る・跳ぶ動作が多い競技でよく起こり、最大60%は両足に痛みが出ると報告されています。

多くは手術をせず、痛みに合わせて運動量を調整しながら経過をみます。症状は6〜12か月ほどで落ち着くことが多い一方、骨の成長が終わるまでは痛みがぶり返すこともあります。当院では、ふくらはぎやアキレス腱まわりの硬さを確認し、練習量の調整やストレッチについてご相談に応じます。

野球肘(投球による肘の痛み)

野球肘で肘を痛めた野球選手のイラスト

長崎大学の研究グループが少年野球選手173名(平均11.4歳)の野球肘検診データを調べた報告では、肘の痛みを経験したことがある選手は52%で、痛む場所は肘の内側が62%と最も多くなっていました。投手の65%が痛みを経験しており、複数のポジションを兼ねる選手ほど痛みの経験が多い傾向もみられました。同じ報告で紹介されている先行研究では、少年野球選手の肘痛は約20〜40%とされています。

肘の痛みを我慢して投げ続けると、悪化して長く投げられなくなることがあります。投げるときに肘が痛い、肘が伸びにくいといった様子があれば、早めにご相談ください。骨や軟骨の状態を詳しく調べる必要がある場合は、医療機関をご紹介します。

腰椎分離症(体を反らすと痛む腰痛)

腰痛で腰をおさえる男性のイラスト

成長期のスポーツ選手の腰痛では、腰の骨の一部に疲労骨折が起こる「腰椎分離症」に注意が必要です。腰痛のある10代のスポーツ選手を調べた研究では、腰痛の47%が分離症によるものだったという報告があります(Micheli・Wood、1995年)。日本の研究(Yokoe ほか、2021年)でも、腰痛で受診した10代のスポーツ選手122名のうち75名が分離症と診断され、サッカー、野球、陸上、バレーボールの選手が全体の7割を占めていました。

体を後ろに反らすと腰が痛む、練習を休むと楽になるが再開すると痛む、といった場合は、分離症の可能性があります。分離症は画像検査で確認する必要があるため、疑わしい場合は医療機関をご紹介します。

シンスプリント(すねの内側の痛み)

シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)は、走る量が多い競技でよくみられる、すねの内側の痛みです。研究をまとめた論文(Hamstra-Wright ほか、2015年)では、体重(BMI)が多いこと、足の土踏まずが下がりやすいこと(舟状骨の沈み込み)、足首や股関節の動く範囲が、シンスプリントの起こりやすさと関係していました。

練習量が急に増える新学期や大会前に起こりやすいため、痛みが出始めたら早めにご相談ください。当院では足の使い方や筋肉の状態を確認し、練習量の調整についてもご相談に応じます。

当院でできること

  • ケガの状態の確認と、今後の見通しのご説明
  • 捻挫・打撲・突き指など急なケガへの保険施術
  • 成長期の痛みについての、練習量や体の使い方のご相談
  • 骨折などが疑われる場合の医療機関のご紹介

保護者の方へ

部活帰りでも通いやすいよう、平日は20時まで受付しています(土曜は14:30まで、水・日曜休み)。院の前に駐車場が8台あり、送り迎えのお車でも安心です。予約優先制で、WEB予約は24時間受け付けています。

参考文献
・スポーツ安全協会「スポーツ傷害統計データ集(平成29年度版)」(令和4年3月発行、スポーツ安全保険の傷害保険金支払実績143,304件)
・日本スポーツ振興センター「学校等の管理下の災害[令和7年版]」(令和6年度データ、障害見舞金の場合別件数)
・Doherty C, et al. The incidence and prevalence of ankle sprain injury: a systematic review and meta-analysis of prospective epidemiological studies. Sports Med. 2014;44(1):123-140.
・Corbi F, et al. Osgood-Schlatter Disease: Appearance, Diagnosis and Treatment: A Narrative Review. Healthcare (Basel). 2022;10(6):1011.
・StatPearls「Sever Disease(Calcaneal Apophysitis)」
・西山裕太・吉海真希「少年野球選手の肘関節痛に関わる因子-野球肘検診データによる解析-」(長崎大学)
・Yokoe T, et al. Predictors of Spondylolysis on Magnetic Resonance Imaging in Adolescent Athletes With Low Back Pain. Orthop J Sports Med. 2021;9(4).(Micheli LJ, Wood R. 1995 を引用)
・Hamstra-Wright KL, et al. Risk factors for medial tibial stress syndrome in physically active individuals such as runners and military personnel: a systematic review and meta-analysis. Br J Sports Med. 2015;49(6):362-369.
・原田拓ほか「高校生における下肢の怪我の発生状況ならびに関連因子について-Star Excursion Balance Testを用いた検討-」理学療法学Supplement 46(S1), 2019(第53回日本理学療法学術大会抄録)
・古川裕之ほか「スポーツの違いによる傷害発生部位の特徴-スポーツクリニックによる外来調査-」神戸学院総合リハビリテーション研究 4(2), 2009

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